4月6日(日)をもって、約2週間実施したアンケート調査が終了しました。皆さんのご協力に感謝申し上げます。回答していただいた方は、終了後に全体集計のグラフをみていただいたことと思いますが、40パーセントを超える多くの方が被害にあっていることが分かりました。
取り急ぎ、アンケート調査の結果についてこのサイトで公表することとしました。心理面に関する質問項目については、このサイトでは割愛してあります。
今後、被害実態や加害者の特徴とともに、カスハラ被害とメンタルヘルス・心理面の相関関係の分析、北海道カスハラ防止条例の認知度や行政に期待することの傾向などを取りまとめ、「調査結果報告書」として皆さんに見ていただく予定です。さらに、北海道議会や国会にも結果を伝えて、条例の実効化とともに、法律のさらなる改正、そしてILO第190号条約の批准に向けて活動を進めていきたいと考えています。
何よりも、加害者を減らし、「サービスする側も受ける側も共に尊重される社会」をめざし、働く人々の勤務環境が改善されるために、調査結果を大切に活用していきたいと思います。
調査に協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。